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2018.03.09
パナソニックミュージアムへ【本日一般公開】

クリエイティブ部小島和人ハモニズムです。

 

本日(2018年3月9日)一般公開となったパナソニックミュージアムへ行ってきました。

創業100周年記念として「ものづくりイズム館」とリニューアルされた「松下幸之助歴史館」の同時オープンとのこと。

●駅から徒歩一瞬

 

最寄駅は京阪電車の西三荘駅で、徒歩1分程度(目の前)。

西三荘は小学校〜高校まで住んでいたこともありパナソニックの社屋には親しみがあって、小学校の頃には工場の見学会に来て乾電池を作るワークショップをやった記憶があります。

毎朝、パナソニックの社員さんで溢れかえるのがこの西三荘駅の特徴です。

 

信号を渡るとパナソニックブルーの看板があるのでとてもわかりやすい

 

 

 

●無数の商品が並ぶ「ものづくりイズム館」

まずは新オープンの「ものづくりイズム館」へ

「白い壁面」に対して「白い切り文字」を配置して影で見せる繊細なディスプレイ(僕は好きで、高級感のあるデザインによく提案します。)

 

内部空間も白をベースに構成されていて映画監督キューブリックのセットのような空気を少し感じました。

未来的でいて、手作り感も感じる温度のデザインです。

 

展示内容はパナソニックの歴代の商品を一斉に並べたギャラリー、ショールームとなっており新旧合わせてパナソニックの偏移を体感することができます

めっちゃかわいい

 

 

あまりにも商品が多すぎるので一点だけ紹介します。

紹介したいのはこの洗濯機↓

「かわいいな」とパッと見た次の瞬間。攻殻機動隊に出てくるロボット「タチコマ」だと思いました。

絶対にこの洗濯機をモチーフに「タチコマ」をデザインしたんだと思います。

画像検索「タチコマ」

 

 

また、会場内にはスタンプラリーがあって全て集めると隣の「松下幸之助記念館」でクジを引くことができます。

僕はC賞の「ナショナル坊やクリアファイル」でした。

 

おっさんホイホイなラインナップの「家電ガチャ」もあります

 

●ウルっと来てしまう言葉の数々「松下幸之助記念館」

 

続いてリニューアルされた松下幸之助記念館へ

 

パナソニックの創業者「松下幸之助」さんの生涯を辿る展示内容なのですが、言葉の端々に想いがあります。

気を抜くとウルっと来てしまいそうな言葉の数々。

 

時代や周りに流されず常に「自分と会社が為すべきことは何なのか」を考え続けておられていた様なのですがそれは自分自身のためでもあり周りや日本や世界のためでもある。そう行った特別なバランス感覚を持ったお方だったのだなと感じました。

 

こちらのショールームはどちらかというと昔の家電が多いのですが、個人的にはこちらの方が見応えがあり、見ていて飽きませんでした。

デザインの細部に重みを感じます。

デザインの細部に重みを感じます。

 

昔の看板大好物です。

 

初めて「Panasonic」として売り出したスピーカーのコーン。

どんな鳴りをするのか聴いて見たい。

 

芸術品のようなフォルムと質感を持つラジオ

 

アメリカのスープ缶のような乾電池デザイン。凄くいい。

3分ほど至近距離で見つめていたら横にいたオッチャンが不思議そうにしている空気を感じました。

 

 

 

また、展示パネル横にはテイクフリーの「ありがたいお言葉ペーパー(勝手に名付けた)」が一枚づつあり、これに書いてある言葉がとにかく秀逸です。

チョイスしたディレクター様いい仕事してます。紙も味わい深い紙を採用していて、綺麗に保管しておきたいアイテム。

(表が日本語、裏が英語)

 

ですがこれコレクター心をくすぐる一品でみるみる内に減っていました。

僕は運良くコンプリートしましたが、最後の一枚だった箇所もありました。土日などは早めに行った方がいいかもわかりません。

 

 

●二つの大きな歴史のボリューム

2館を回るのはおおよそ1時間半ほどかかりました。ものすごいボリュームです。

両方を回って感じたのは「松下幸之助の歴史」「パナソニックの歴史」の二つの大きなうねりがあってそのどちらもが太く大きい。

その二つが絡み合ってさらにとてつもない流れになっていると感じました。

 

僕もがんばりますね。

 

■パナソニックミュージアム

【所在地】〒571-8501 大阪府門真市大字門真1006番地
【アクセス】京阪電車 西三荘駅下車 徒歩2分
【入館料】無料
【開館時間】午前9時~午後5時
【休館日】日曜、年末年始

【駐車場】普通乗用車 10台、大型バス4台
【駐輪場】数台程度
【連絡先】電話番号:06-6906-0106 /FAX番号:06-6906-1894